2013年8月29日木曜日

上流工程中心

転職エージェントからきたシステム開発者募集のメールに「上流工程中心」の文字。
ふと思うが、「上流工程」ってなんだ?なんでみんな「上流工程」をやりたがるんだ?

自分の認識での「上流工程」はウォーターフォール開発の初めの方、要件定義〜スケジュール策定〜基本設計。仕様を確定するフェーズか。

とりあえずググってみる。

http://e-words.jp/w/E4B88AE6B581E5B7A5E7A88B.html
ハードウェアソフトウェアシステムなどの開発設計における初期の段階のこと。おもに、対象物に求められる機能を抽出する「要件定義」や、実装される機能を定義する「機能定義」、設計物の構造を検討する「構成管理」、全工程のスケジュールを計画する「計画立案」などの工程を指す
 大体合ってるか。

端的に言えば「これから作るものを考えるフェーズ」であり「ものを作るフェーズ」じゃない。
作るものを考えるためには業務の理解が必要であり、システム開発の素養よりもビジネス面の素養のほうが重視されるフェーズだろう。
ITコンサル屋として仕事をするならこのフェーズに魅力を感じるのはよくわかるけど、システム屋として仕事をする上では正直うざったいフェーズだと思ってしまうんだよなぁ。
システム屋なんだからシステム作りたいだろう。

「下流」を経験した際にダメな「上流」のおかげでえらい目にあったから、じゃあ「上流」のほうが楽できるよね。ケツふかせる立場のほうがいいよね。という考えなのか。

単純に「上流」のほうが給与がよいからなのか。

もっと単純に、みんなが「上流がいい」って言ってるからなのか。

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