2008年7月24日木曜日

レバレッジ勉強法 読破

リバレッジリーディングやリバレッジシンキングに続くリバレッジシリーズ。
リバレッジ勉強法とは又ストレートな題名だ。

この人の本に共通して言えることは、書中でも嫌というほど繰り返されている通り、

『対費用効果を最大にせよ。』

である。(ただし、費用は単純に金銭的なモノに限らず、時間なども含む)

本書も例に漏れず、勉強することの対費用効果を最大にするためにはどうしたら良いか、というテーマに沿って書かれている。
内容は大きくわけて、上記を意識的に行うことのポイントと、そのための具体的なハウツーに別れている。

読んでみてポイントだなーと思ったのは次の2点、
  • ・目的意識をもって勉強する
  • ・分野を集中して勉強する
ただなんとなく英語が必要そうだなぁ・・・と思って勉強をしてもなかなか続かない。勉強することにより発生するメリットを明確にしたうえでとりくむことが必要。うーん、耳がいたい。
また、ちょっとやる気が出たときには欲張ってあれもこれもとなりがちだけど、それも結局は続かない。目的意識を持ったならそれに集中するほうがリバレッジは高い。
言われてみれば全くその通りだが、普段はなかなか忘れてしまいがちな所だとおもう。


あと、ハウツーのところで、即使える。と思ったのは資格試験対策の所の
  • ・勉強する前に過去問を解くべし
というところ。
勉強してないから当然とけるはずが無いのだが、問題にあらかじめ触れておくことで勉強しなくてはならないところと、勉強しなくてもいいところが明確になる。
これは、なるほど!と思った。

これ以外にもちょっとしたコツ的な内容も多いので、読んでみて損はないと思う。
文章量も多くないから通勤時間とかによいかな。


レバレッジ勉強法
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本田直之
大和書房
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